ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集

全10曲SACDハイブリッド4枚組
【収録内容】 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン [DISC:1] 1. ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 作品12-1 2. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品12-2 3. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 作品12-3 [DISC:2] 1. ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 作品23 2. ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24 「春」 [DISC:3] 1. ヴァイオリン・ソナタ 第6番 イ長調 作品30-1 2. ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 作品30-2 3. ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 作品30-3 [DISC:4] 1. ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47 「クロイツェル」 2. ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 作品96 前橋汀子(ヴァイオリン) ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ) 録音:2023年6月14日~16日、7月3日~6日、2024年1月9日~11日、23日~27日 クララザール じゅうろく音楽堂、岐阜
2022年に演奏家活動60周年、2023年には傘寿を迎えたヴァイオリニスト、前橋汀子がついに世に問う、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集です。前橋はピアニストのクリストフ・エッシェンバッハと共演してベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの中でももっとも人気の高い「春(第5番)」と「クロイツェル(第9番)」を録音し、1993年にリリースしていましたが、その後ベートーヴェンのソナタを録音で取り上げることはなく、実に30年以上を経ての全曲録音となります。「春」と「クロイツェル」は再録音となりますが、30年という年月における前橋の芸術の深化をそこに聞き取ることができるでしょう。今回のパートナーはピアニストであり、また指揮者としても活躍するアルメニア出身のヴァハン・マルディロシアン。ここ数年の日本での前橋の公演で共演を重ね、互いの芸術性を信頼しあったふたりが、2023年から2024年にかけて岐阜の名室内ホールとして知られるクララザールでたっぷりと時間をかけて楽聖がヴァイオリンとピアノのために書いた10曲のソナタをセッション・レコーディング。その円熟の至芸をどうぞお楽しみください。
仕様 SACD Hybrid 2025年2月12日発売 8,800円(税込) ソニー・ミュージックレーベルズ